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事務所理念

メキシコの現在の人口は約1億2,000万人であり、日本とほぼ同様の人口を有します。他方、面積は日本の5.2倍の広さを有し、かつ、日本と異なり現在も人口が増加しています。
さらに、賃金水準は中国・インドと同様ですが、賃金増加率は他国と比べ低く安定しています。
日系企業もここ数年で急増しており、既に1,000社を超える企業がメキシコに進出しています。
さらに、大きな市場であるアメリカや南米とも地理的に近接しております。
他方、メキシコは、日本とは言語、宗教、文化、法制度等多くの面が異なり、様々な場面で問題に直面します。しかし、弁護士にアクセスすることを躊躇い、トラブルが発生してから弁護士に相談に来る方も多く存在します。
メキシコに進出する日系企業は増加しているにもかかわらず、常駐している日本人弁護士は全くいない状態です。そこで、海外業務の経験が豊富な日本人弁護士がメキシコ人弁護士と共に協力しながら、質を保ちつつ、アクセスし易い事務所を設立したいと考え、当事務所を開設いたしました。
当事務所は、タイ、ミャンマー、マレーシア、イスラエル及び日本(東京・大阪)にも関連事務所を有し、各国で蓄積した経験に基づき他国との比較の視点からもサービスを提供させて頂きます。
当事務所はメキシコで初めての日系法律事務所として、日系企業のメキシコ進出に寄与し、日本及びメキシコ相互の発展に資することができれば幸いに存じます。
なお、TNYの由来は、創設者である堤雄史(Yuji Tsutsumi)弁護士及び永田貴久(Takahisa Nagata)弁護士の頭文字となります。
日本の高品質のサービスを、タイ、ミャンマー、マレーシア及びイスラエルで培った新興国の厳しい環境にも対応できる工夫も加えつつ、メキシコにおいて全てのお客様に提供すべく当事務所メンバー一同全力を尽くします。