弊所のメンバーがメキシコの街並みを歩いて得た情報をブログ形式で紹介しております。
メキシコの街並み・料理(食べ物)・観光地等の写真も掲載しておりますので、メキシコの情勢やメキシコの魅力が伝わる内容となっております。
当該ブログを通じて、メキシコの理解を深めて頂ければ幸いです。
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【メキシコ国内線初搭乗】
バヒオ地区と言われるメキシコ中部、メキシコ中央高原地区のレオンに行きました。バヒオ地区には多くの日系企業が集まっており、レオンには日本領事館もあります。
メキシコシティからレオンへの移動手段は車やバスもありますが、今回は飛行機、アエロメヒコを利用しました。
移動前日、大変悩みました。アエロメヒコのウェブサイトではチェックインは出発時刻の2時間前迄にお済ませくださいとの案内が...自動チェックイン機の締切も2時間前。
『ここは日本ではない』と腹をくくり2時間20分前に空港到着。チェックイン機でチェックイン。日本語も選択できて、迷うことなくすいすい保安検査場も通過。メキシコシティの空港は24時間稼働しているので早朝でもカフェやコンビニも開いていて、人も沢山。大変賑やかでした。
搭乗口には出発時刻の30分前までに来るようにとのこと。なので30分前に行くとファイナルコール。ちょっと急かされました。
※因みに、帰りの便に搭乗する際は空港到着が出発時刻の1時間半前くらいだったのですが、チェックイン機使えました!!
ウェブサイトの時間はあくまでも目安なのでしょうか。
【日本語メニュー発見】
日本人が多いレオン。夕食でお邪魔したイタリアンのお店には日本語のメニューがありました!
でも、日本語は通じず、うっかり日本語でオーダーすると違うものがサーブされました…注文はあくまでもスペイン語で。
ボリュームたっぷりのサラダに、ピザが美味しかったです。
今回お邪魔したのはFRASCATI Aeropuerto 店駐車場も広く、車でも問題ありません。
レオンで一番大きいと言われるショッピングモールPlaza Mayorにも店舗があるようです。
http://grupoargentilia.com.mx/restaurantes/frascati/frascati.html?fbclid=IwAR0yXt5CV1SWPBCkCfc29bKWKwEtN8usO6TP_P2mp2eXhI04fYaplKuw03w
【メキシコシティの移動手段1】
週末、メキシコシティの移動に地下鉄(メトロ)を使用しました。メキシコのメトロは危険と聞きますが、その所以はスリが多いことにあるようです。ということは、むやみにバックの開け閉めをせず、荷物をしっかり持っておけば大丈夫かなと思い、メトロに乗ってみました。メトロの素晴らしい点は何処まで行っても一律5ペソ。市内移動には欠かせなくなりそうです。チケットは窓口販売のみ。まとめ買いも可能です。またメトロブスで使用するチャージ式カードでも乗車出来ます。
入口でチケットを入れて(カードをタッチして)中に入ります。入れたチケットは出てきません。降車時は『salida』と書かれた出口をそのまま通ります。(これも一律料金のメリットですね。)
乗り換えポイントなる駅では展示があったり、オブジェがあったり、乗り換えも飽きません。目的地がどの行き先の電車であるかをしっかり把握しておけば、表示もたくさんあるので迷いませんでした。
また、駅構内ではフリーwifiも使用でき、とても便利です。
【メキシコシティの移動手段2】
メキシコシティの交通機関第2回目はメトロブス。
専用道路を走るバスです。こちらも何処まで乗っても一律6ペソ。専用のカードを購入して乗車します。各駅に設置された機械でカードの購入(compra)とチャージ(recarga)ができます。購入時はデポジットの10ペソと一回の乗車賃6ペソの16ペソが最低の金額です。16ペソ以上であれば、幾らでもカードに入金された状態でカードが出てきます。改札でタッチして中に入るだけ。こちらも降車時はそのまま出口通って外に出るだけです。
たまにカードの在庫がないことが。そんなときは改札にいる警備の方に6ペソを渡すとその方のカードで中に入れてくれます。私はメトロブス初体験の日がまさにこの状態で諦めてUberにしようかと思っていたら、警備の方が声をかけてくださいました。
※このカードでメトロ(地下鉄)も乗車できます。
【追記】4番線や7番線では、普通のバスに交通系カードで乗車するように、改札などなく乗車時に車内で機械にタッチします。
【メキシコシティの移動手段3】
メキシコシティの交通機関、第3回目はバス。こちらも一律料金のようですが、路線によって料金が異なるようです。私が利用したバスは一つが6.50ペソ、もう一つが4ペソでした。乗車時に運転席隣の料金箱に入れて乗車します。お釣りは無いので小銭を用意しておく必要があります。停留所の案内などなく、google mapと周りの建物で場所を確認しつつ降りました。目的地近くになったら出口付近に移動して場所を確認するのが良さそうです。
メトロやメトロブスが通っていない場所もあり、乗りこなせるようになりたいです。
【メキシコでアジアを感じる】
小腹が減ったらタコス。街角には本当に多くの屋台が出ています。朝はサンドイッチやパンケーキ、ホットコーヒーやホットチョコレート。昼から夜にかけてはタコスやサンドイッチ、ホットドックなどなど。ちょっとお腹減ったなと思って歩いていると良い匂いが漂ってきて、ついつい食べてしまいます。タコスの場合、1つだいたい15ペソ前後。ソースにライム、玉ねぎとパクチーを刻んだもの、チレなどが置いてありますので、お好みでトッピングして食べましょう。
他にもスナックやアイスクリーム、カットフルーツ、揚げたてのポテトチップスやフレンチフライなども。何だかミャンマーやタイを思い出します。カットフルーツやポテトチップスにはチリソースのトッピングもできますよ。唐辛子と砂糖ではないですが、東南アジアに似ています。極めつけは洋服屋さんも路上に。こんな街並みを歩いていると、ついメキシコにいることを忘れてしまいます。
【メキシコのスペイン語】
最近、メキシコの若者が使ってる言葉を教えてもらいました。
"Vavava"意味は"ok, ok, ok"だそう。
『これはスペインのスペイン語vale (分かった)に由来すると思うんだよね』と、メキシコ人の友人。『?』となる私。学生の頃、スペインのスペイン語を学んでいたのでValeは馴染みがあり、普通に使ってましたが、スペインのスペイン語って言うことはメキシコは違うのって驚いてしまいました。
確かに他にもありました。『えっ』と聞き返すとき、スペインでは"Como?"と言いますが、メキシコでは"Mande?"と言います。
家探しの際に見かけるEstacionamiento(駐車場)はスペインではAparcamientoです。面白いですね。
【メキシコでアジアを感じる】
小腹が減ったらタコス。街角には本当に多くの屋台が出ています。朝はサンドイッチやパンケーキ、ホットコーヒーやホットチョコレート。昼から夜にかけてはタコスやサンドイッチ、ホットドックなどなど。ちょっとお腹減ったなと思って歩いていると良い匂いが漂ってきて、ついつい食べてしまいます。タコスの場合、1つだいたい15ペソ前後。ソースにライム、玉ねぎとパクチーを刻んだもの、チレなどが置いてありますので、お好みでトッピングして食べましょう。
他にもスナックやアイスクリーム、カットフルーツ、揚げたてのポテトチップスやフレンチフライなども。何だかミャンマーやタイを思い出します。カットフルーツやポテトチップスにはチリソースのトッピングもできますよ。唐辛子と砂糖ではないですが、東南アジアに似ています。極めつけは洋服屋さんも路上に。こんな街並みを歩いていると、ついメキシコにいることを忘れてしまいます。
【ゴミ事情】
どの国でも悩むのがゴミの捨て方。分別するのかなと悩んでましたが、アパートの掃除の方に確認したところ、『全部一緒でいいわよ。全部この中に入れるの』とのこと。
メキシコも分別しないのかーと思っていたある日、メキシコ人の友人が一緒に行きたいイベントがあると連れて行ってくれたのが、メキシコ市主催のMercado de Trueque (物々交換市)。リサイクル出来る紙やペットボトル、缶、瓶などを有機野菜と交換出来ます。ゴミの削減のためにメキシコ市が月に一度、市内の公園で開催しているとの事です。この日、友人は瓶、缶、テトラパックをたくさん抱えて来ました!これを計量して、ポイントを貰います。そのポイントをチケットに代えて、お買い物。値段はkg単位ですが、10ポイント分ほしいなど交渉も出来ます。結構人気のあるイベントのようで、すっごく並ぶそうですが、メキシコシティにお住まいの方、参加してみては如何でしょうか。
因みに次回は11日(日)チャプルテペック公園です。
http://data.sedema.cdmx.gob.mx/mercadodetrueque/
【メキシコのトイレ事情】
日本のトイレは世界一。海外に行く度にこう感じています。メキシコは!?『意外と良いじゃん』が私の印象です。まだ都市部しか経験していませんが、何処でも不自由することなく使えます。アパートも同様です。でも、衝撃的な出来事もありました。
1. トイレのドアがすりガラス
ハイソなショッピングモールのトイレ。入ったとたん目の前に、すりガラスのドアが並んでます!個室のドアがすべてすりガラス。中に人が居るって分かるよね…と考えつつ。使用後に確認しましたが、やっぱり分かります。人影が〜
お洒落なのか防犯対策か分かりませんが、衝撃的でした。
2. トイレの下から手が…
トイレに入ったとたん、『Paper(紙)』の声とともに隣の個室との壁の下からから手が出てきてました。これもびっくり。紙が無かったようです。私は慌ててトイレットペーパーを引っ張り、彼女の手に渡しました。海外のトイレって落ち着かいほど隙間だらけで好きではなかったのですが、このゆとりがあってこそ、紙の受け渡しも可能になるんですね。ゆとりの大切さを実感しました。
1ヶ月で2度も衝撃体験をしたメキシコのトイレ。でも使用感は悪くないです。ご安心下さい。
【バーチャル誘拐】
私は、家族との連絡にLINEを利用しています。先週、LINEを一切チェックしていなかったら、家族が連絡取れないと心配していたとのことでした。こんな家族の会話で思い出したのがバーチャル誘拐です。
先日、在レオン総領事のお話を聞く機会があったのですが、最近、このバーチャル誘拐の事例が増加しているとの事でした。
誘拐犯はターゲットとなる人に、警察を装って電話をかけ、でっちあげの事件の犯人かと脅すそうです。当然、『そんなことはない』と否定すると、『事件に巻き込まれている恐れがある。保護するから』とその人の個人情報を聞き出し、電話を切らずに待つように指示しします。そして、聞き出した情報をもとにターゲットの家族や会社に『誘拐した』と電話をかけ、それほど高額ではない(用意できる範囲の)身代金を要求するそうです。家族や会社の人がターゲットに電話してもつながらず、焦って支払ってしまうとか。
この類の誘拐はローリスク、ローリターンで犯人の諦めも早い事から、身に覚えのない内容の電話は直ぐに切ってしまうのが、最善の対策との事でした。
世の中がどんどん便利になって、何時でも何処でも連絡がとれる環境に慣れてしまうと、ちょっと連絡がつかないだけでも心配したり不安になってしまいますが、連絡手段は様々ありますし、焦らず、冷静に対処する事が必要ですね。
私も、心配してくれた家族に感謝しつつも『LINEじゃなく携帯電話の電話番号に電話くれたら良かったのに…』と言って、連絡手段を再確認しました。
【フルーツ天国】
メキシコではフルーツが安く手に入ります。スイカやメロン、パパイヤなど日本でもお馴染みのフルーツも安価です。私は果物が好きなのでとっても嬉しいのですが、サイズが大きくて買うのを躊躇してしまいます。そんな中、日本でも東南アジアでも見たことないフルーツを発見しました。「TUNA」です。ウチワサボテンの果実だそうで、とってもジューシーで甘く、暑い日やのどが渇いているときに食べると幸せな気持ちになります。食べ方もとっても簡単です。両端を切り落とし、縦に切れ目を入れると、するっと皮をはぐことができます。小さな種が入っていますが、果実と一緒に食べてしまいます。この種が気になる人はジューサーにかけてジュースにして飲んだりするそうです。
主な産地はメキシコとのことですので、まだ食べたことがない方はぜひお試しください。
【図書館】
オフィスから歩いて5分程の場所に、国際交流基金の図書館があります。読書が好きで、休日は本を読んで過ごすことも多いのですが、もっぱら電子書籍ばかりで紙の本が恋しくて恋しくて…そこで発見したのが国際交流基金の図書館です。想像していた以上に日本語の本が充実していました。小説のほか漫画や雑誌、ビジネス書もあり、館内には読書するメキシコ人の方もいらっしゃいました。日本語のほか、日本に関するスペイン語の本もあります。
本を借りるには会員手続きが必要になりますが10分程度で手続きは完了します。必要なものは住所を証明する書面と身分証明書、3㎝×2.5㎝の写真2枚です。私は家賃のレシートとパスポート、写真は日本で撮った身分証明書用の写真で手続きしました。
開館時間は月曜日から金曜日の10時から18時までとオフィスアワーとがっつりかぶっていますが、弊所にお立ち寄りの際に足を運ばれてはいかがでしょうか。
【メキシコでのお金】
メキシコでの買い物にはクレジットカードを利用しています。コンビニ、カフェ、パン屋さん、レストラン、お洋服屋さんと様々なお店で利用できます。稀ですが、クレジットカード払い用の機械を備えている屋台も見かけます。ローカルの食堂でも使えるので、現金をほとんど使いません。コンビニで現金払いしようとしたところ、おつりがないと言われて、クレジットカードで支払うこともあります。また、先日、洋服を購入した際に、クレジットカード払いを希望したところパスポートの提示を求められました。旅行でいろんな国を訪れていますが、これは初めての経験でした。店員さんはしっかりカードの署名とパスポートの署名を確認しており、安心感を得られました。私は使用したことがないですが、デビットカードも普及しており、キャッシュレスが浸透している印象です。
長期的な滞在であれば、キャッシングや両替などで一定の現金を持っておくことも選択肢の一つですが、出張や旅行など短期滞在であれば、現金をどうしようか悩むところだと思います。電車やバスの公共交通機関を利用する以外は現金がなくても生活できますので、参考になれば幸いです。
【チレス・エン・ノガダ】
一昨日、メキシコ家庭料理のお裾分けを頂きました。料理名は「チレス・エン・ノガダ(Chiles en Nogada)」です。大きなチレにひき肉などを炒めた具を入れて、衣をつけて揚げ焼きにし、クルミのソースとザクロの実をかけて食べます。このチレの緑とソースの白、ザクロの赤がメキシコの国旗を表しているとのこと。メキシコでは独立記念日にこの料理を食べるそうです。クルミのソースはクルミの皮をむいてすりつぶし、クリームと混ぜて作るとのことで、かなり手間がかかる料理だそうです。チレを使っていますが、種をきれいに取り除いて料理するため、辛くありません。むしろ甘い。お菓子のように甘い料理でした。今、まさにシーズンの料理ですので是非お試しください。(でも、甘いものが苦手な方はご注意ください。)
【電子レシート】
先日、立て続けにレジで電話番号かEメールアドレスを教えてと言われました。「えっ」と驚いていると、レシートをSMSかEメールで送るそうです。Eメールアドレスを入力すると、直ぐにレシートが届きました。家計簿をつけているので、レシートは貰うようにしていますが、これだと紙が出なくてエコかつ財布もかさばらず、感激しました。
調べてみると、この電子レシート、日本でも経済産業省の下で検証実験が行われているとのこと。恥ずかしながら全く知りませんでした。メキシコもしっかり時代の流れに乗ってます。
因みに、メキシコではレシートを「チケット」と言います。
【地下鉄50周年】
本日9月4日のDoodleはメキシコシティ地下鉄50周年でした。
50年前の1969年9月4日に1号線チャプルテペック駅‐サラゴサ駅間、約11kmが開通、開業したとのことでした。
現在、メキシコシティの地下鉄は12の線があり市民の足として活躍しています。
一方、日本では、1927年に浅草駅‐上野駅間が開通しており、これが本格的な日本の地下鉄の始まりとされてるようです。
地面の下に電車が走るなんて、現代を生きる私でも不思議な感覚を覚えますが、その歴史が古いのにも改めて驚きました。
https://g.co/doodle/wmvub
【空気】
今朝の空気はいつもよりちょっと重く、心地よく感じました。現在、雨期のメキシコシティですが、ここ2週間近くまとまった雨が降っておらず、空気もとても乾燥していたのですが、昨日、久しぶりに雨が降り、少し空気が湿って、朝露が降りた晩秋の朝に似た印象でした。とはいえ、湿度は低いので、10時過ぎにはいつものようにからっからの空気。
この空気の変化を感じるのもメキシコシティの楽しみの一つです。
【服装に迷う】
何度かお伝えした通り、メキシコシティは日中暑く、朝晩は冷えます。本日の天気予報では、最高気温24℃、最低気温は14℃です。毎日何を着るか悩みます。日本では衣替えがあり、季節ごとに着る洋服に変化がありますが、メキシコでは時間ごとに変化を持たせる必要があります。朝晩はジャケットやコート(中にはダウンジャケットを着ている人も見かけす)を羽織り、日中は半袖やノースリーブ。湿度がないためか、エアコンが完備された施設は少なく、気温に合わせて調節できる服装がベストです。
なお、メキシコでは半袖ブラウスもコートも一緒に売られています。
【洋服を買う】
一日の服装に迷うメキシコ。私は半袖を中心に洋服を持ってきたため、朝晩が寒くて困っていました。「洋服買わなきゃ」とぼやく私に友人がおすすめしてくれたのがマデロ通りです。ソカロからラテンアメリカタワーまで伸びるFrancisco I. Madero通りのことで、通り沿いには多くの衣料品店が並んでいます。日本でもお馴染みのH&MやZARAも外観がおしゃれで、歩いているだけでも楽しめました。
また、「一本隣の通りにはデパートEl Nuevo Mundoがあるよ」という友人。このデパート名を訳すと「新世界」。私の頭の中には「新世界百貨店」が。えぇ~韓国の百貨店も進出しているのかと驚いていると、友人との会話が成り立っておらず、どうやらこれら2つの百貨店は関係ないようでした。こんな偶然あるんですね。
【地震の日】
明日、9月19日は地震の日だそうです。1985年9月19日にメキシコ地震が発生したことを受け、毎年この日に全国各地で防災訓練が行われています。また、2017年の同日にもメキシコ中部地震が発生したことから、よりその意が強まっているようです。
明日は弊所で初めての避難訓練。しっかりと避難場所を覚えて、備えたいと思います。
【避難訓練】
昨日、9月19日はメキシコの地震の日。街中で10時にサイレンがなり、避難訓練が行われました。私は、日本の企業に勤めていたころに防災委員を務めていたので、メキシコの避難訓練に興味津々でしたが、結果は至ってシンプル。すぐに建物の外に出ること。非常階段を使って、建物の外に出て終わりました。
机の下に身を隠して揺れが収まるのを待つとか、外に出るまでハンカチで口や鼻を覆うということは一切ありません。建物の強度が不十分なため、とにかく崩れる前に外に出ることを考えるのだそうです。
そう聞くと怖いですが、2017年の地震にも耐えられた建物ですので、きっと大丈夫と思いながら、本日も業務に勤しんでおります。
【モンテレイ】
先日、モンテレイに出張しました。標高は540m。メキシコシティよりも1710m低く、湿度もあります。飛行機を降りたとたん湿度を感じ、少し日本が恋しくなりました。そして、メキシコシティではあまり使われない冷房も使われています。
空港から市内まで少し距離があり、タクシーやUBERでの移動を選ぶ方が多いようですが、バスも利用できます。高速バスのような大型バスで市内までノンストップ。シートも快適で1時間もない乗車なのにテレビがついていて、乗り間違ったかと思いました。
モンテレイといえば山。山の街と思っていたのですが、山までは距離があり、空港から市内までの移動では平地に広がる工業団地をたくさん見ることができました。
アメリカや日本などの海外企業の工場も多く、最近では中国企業からの注目が集まっているそうです。
写真は有名な「Cerro de la silla(鞍の山)」
【モンテレイ観光】
今回のモンテレイ出張では観光する時間もあったので、モンテレイ市内の様子も紹介したいと思います。
滞在したのはセントロ地区。マクロプラザ周辺には美術館や博物館も多く、短い滞在期間だと回り切れません。ヌエボレオン大衆文化博物館はリニューアル中で休館中でしたが、モンテレイ現代美術館とモンテレイ・メトロポリタノ博物館を回りました。現代美術館では面白い視点の現代アートに触れ、博物館ではメキシコのほか中南米の画家の絵画も楽しめました。
また、このマクロプラザでは青空マッサージが受けられます。15分~20分くらいのマッサージが1回70ペソ。私は上半身メニューをお願いしましたが、メニューにない気になる部分をお願いすることもできるようです。
また、モンテレイと言えば肉。子ヤギの丸焼き(Cabrito)も有名です。店頭では迫力満点のお肉を見ることができます。私は塩とコショウで食べたい派ですが、サルサで味付けしながら食べるのがメキシコ流のようでした。
【整体】
メキシコでも整体が受けられるんです!!
万年肩こりの私。メキシコに赴任後1か月ほど経ったころに背中に激痛が走りました。薬を飲まないと眠れないほどでしたので、急いで整体やマッサージを受けられる場所を調べると、日本語で整体や鍼の治療が受けられる場所を発見。
かつの鍼灸整骨院(Clinica Acupuntura Japonesa KATSUNO)です。メキシコで整体が受けられることに感動し、直ぐに問い合わせのメールを送ってしまいました。
日本人のお客様はもちろん、メキシコ人のお客様も多くびっくりしました。その日の体の状態をチェックし、的確に整えてくださり、施術後は体が軽く感じます。治療中は、おいしいレストラン情報など日本語でおしゃべりもできるので、メキシコにいることを忘れてしまうほどです。
体の不調でお悩みの方は是非行かれてみてください。
https://www.facebook.com/c.a.j.katsuno/
【イラプアト】
日本企業が多く集まるグアナファト州のイラプアトへ行ってきました。実は出張の2日前に「メキシコの危険な都市TOP10」なる記事を発見。その1位がイラプアトだったので、ドキドキしながら出張したのですが、それほど危険な印象を受けませんでした。お住まいの方にお話しを伺っても、空き巣等への配慮は必要だけど、自ら危険な場所に行ったり、危険な行動をとならければ問題ないとのこと。
ただ、移動にUberを利用したのですが、なかなか直ぐには来ません。Uberを呼んで10~15分ほど待つ必要があり、車の必要性を感じました。
写真は工業団地Castro del Ríoです。広大な工業団地には日本企業も多く入居しています。
【パン・デ・ムエルト】
明日、11月2日は死者の日というメキシコの祝日です。前日の11月1日を休業日とする会社もあるようで、朝の渋滞がなく出勤が快適でした。
さて、街はもうお祭りモードが高まっています。昨日の夜も木曜日だというのにマーケットには人だかりで、マリーゴールドやお菓子、仮装用品を買い求める人でいっぱいでした。そして、この死者の日にちなんだ伝統的なメキシコのパンが「パン・デ・ムエルト(死者のパン)」です。このパンの上の十字架のような模様が人体(骨)を表しているそうで、このように呼ばれているとか。ポソポソとした甘い生地で、中にクリームをはさんだり、砂糖をまぶしたりして食べます。写真はミニサイズですが、ケーキのように大きなサイズもありますよ
【El Buen Fin】
11月に入り、あちこちで見かける「El Buen Fin」の文字。いわゆるブラックフライデーのようなセールのことで、今年は11月15日から18日がその日に当たるようです。この日は多くの人が買い物をするため、ショッピングモールやスーパーは戦場になるそうです。日本でいう初売りみたいなものでしょうか。
政府機関もこれを推奨し、国内景気の回復を狙って、国内消費を刺激しています。
メキシコ人曰く、実際に店舗に足を運ぶと大変なことになるので、オンラインでの買い物がおすすめだそうです。
https://www.elbuenfin.org/
【コンプロバンテ・デ・ドミシリオ】
メキシコでの様々な手続きの場面で要求されるのが、コンプロバンテ・デ・ドミシリオ(住所の証明書)。一般的なのものは、発行から3か月以内の電気やガス、水道、電話などの請求書になります。光熱費込のアパートに住む場合や引っ越して直ぐの場合はこれを用意するのが大変です。もちろん、要求する機関によってその要件は異なるのですが、財務省下の納税局(SAT)のウェブサイトでは、次のように紹介されています。
・納税者名義の金融機関の口座明細書(発行から4か月以内)
・納税者名義の不動産税の領収書(発行から4か月以内)
・納税者名義の電気、ガス、インターネット、有料放送、電話、水道の請求書(発行から4か月以内)
・納税者名義のメキシコの社会保険料納付書
・賃貸人のRFCが記された法的要件を満たす賃貸借契約書
・納税者からの委任契約書(6か月以上のオフィス使用と税務上の要件を満たす領収書があること)
・公証済みの信託契約書
・納税者名義の口座開設契約書(締結から3か月以内のもの)
・納税者名義の電気、電話、水道の契約書(締結から2か月以内のもの)
など。
銀行口座開設の場合だと発行から3か月以内とされたり、誰の名義でもよいが私人に限るなど、条件が異なってきますが、参考になれば幸いです。
【犬】
メキシコシティでは犬をよく見かけます。本当に多くの人が犬を飼っていて、週末の公園などは犬を連れた人でにぎわっています。
メキシコ原産の犬としてよく知られているのが、チワワ。もう一つメキシコ原産の犬が、メキシカン・へアレス・ドッグ(ショロイッツクゥイントリ:Xoloitzcuintli)です。こちらは小型から中型のサイズがいて、特に小型犬は可愛いんです。
実は、私は犬が苦手だったのですが、毎日、いろんな種類の犬を見ていたら、だんだん「かわいいな~」と感じるようになりました。
メキシコシティに来られた際は、観光と併せて、犬観察も楽しんでください。