【再びオレンジ】
コロナウイルス感染症のリスクを示すメキシコシティの信号が最大限警戒の赤に転じて約2か月、今週から一段階低いオレンジになりました。未だ飲食店はテラス席の利用もしくは持ち帰り・デリバリーのみ。商業施設も収容率20%、滞在時間の制限も設けられ、前回のオレンジ下より厳しめの規制です。
飲食店は外に席があるためか、週末のお昼はすごく賑わっていて、この状況が「日常」となってきた気がします。
雨期が来る前に、店内飲食もできるようになってほしいです。
#Quédateencasa
【ワクチン】
日本では昨日2月17日より、コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まったそうです。メキシコは一足早く昨年の12月24日から医療従事者から接種が始まりました。今月からは60歳以上の一般の方への接種も始まっています。ワクチン接種に関しては、政府は早い対策ととってる印象です。計画では2億3,000万回分のワクチンを調達するそうですが、調達や接種はスムーズではないようで、実際に接種できたのは、まだ75万回だそうです。でも、感染拡大防止につながることに期待しています。
#Quédateencasa
【1周年】
メキシコで公式にコロナウイルス感染症患者が確認されて1年が経ちました。連邦政府のコロナウイルス感染リスクを示す信号は、今週、多くの州が黄色となり、深刻な状況は脱したようです。
先週末、久しぶりに美容院に行き、街を散策しましたが、マスク、検温、消毒以外は以前と同じ。マスクに検温、消毒も「普通」に感じるようになってきました。ニューノーマルが浸透している印象です。
#Quédateencasa
【国際女性デー】
昨日、3月8日は国際女性デーでした。昨年は全国的なストが行われましたが、今年はそこまで大きな行動はなかった印象です。それでも、デモや抗議活動は行われたようで、7日(日)にも、紫色を身に着けた女性を幾人か目にしました。
働く女性や要職に就く女性も多く、女性の社会進出が進んでいる印象のメキシコですが、まだまだ、女性の地位向上、女性への暴力の防止など課題は多いようです。
メキシコでは、 Instituto Nacional de las Mujeres (国立女性庁)という機関があり、女性の政治的、文化的、経済的、社会的平等を目指し、女性に対する暴力の根絶し、女性の基本的人権や自由の行使や享受を保証する活動を行っています。
その他、議員候補者を男女同数にする制度の導入など、メキシコでは、女性のエンパワーメントへの積極的な行動が感じられます。
#Quédateencasa
【散水車】
3月のメキシコは乾季真っただ中です。メキシコシティは11月頃から5月頃までが乾季にあたり、滅多に雨が降りません。また3月~5月は日差しも強くて、空気も乾燥しています。観葉植物も一日水やりを忘れると、葉がしわしわになってしまいます。しかし、街路樹はいつも生き生きとしていて、大地の下で大きく根を張って水を蓄えているのだろうと思ってました。ところが先日、夜に散水車が水まきしているのを偶然見かけました。やっぱり水やり必要なんですね。景観美化に力を入れるメキシコシティ、さすがだなと思いました。#Quédateencasa
【美容院】
行こう行こうと思いつつ、先延ばしにしていたのですが、どうしても髪を切りたくなって、先日、美容院に行きました。昨今の状況下、ほとんどの美容院が予約制で飛び込みで対応してくれるところはなかったのですが、1軒お客さんが入っていない美容院を発見し、切ってもらうことにしました。シャンプーはやっぱり水。そして、仕上がりがマイナス10㎝になることを見越して5㎝程短くしたいとお願いしたところ、12~3㎝短くなりました。しかもハサミは横に入れるのみ。日本のように縦に入れたりしてナチュラルな仕上がりを目指しません。噂通り、ハラハラドキドキする美容院体験でした。でも、ブローはしっかり丁寧にやっていただき、最終的な仕上がりは満足です。もっと細かく指示が出せるようにスペイン語を習得して再チャレンジします。なお、メキシコシティには日本人の方や韓国人の方が経営されている美容院があり、日本人の場合、そのような美容院に行かれる方がおおいようです。#Quédateencasa
【挨拶】
メキシコでは挨拶がとっても大切にされています。街で人とすれ違う時、お店に入るとき、お会計するとき、Uberの乗降車時にと至るところで挨拶をかわします。先日、スーパーのレジでいつもの通り「こんにちわ」と言ったら、「こんにちは、今日はどんな調子?」と返ってきました。「まぁまぁかな~」と答えつつも、初めて聞き返されたことに驚きました。きっと、メキシコ人のお客様とはレジ打ちながら会話が弾んでいるのでしょう。日本では体験できないような場面でした。#Quédateencasa
【魚】
メキシコのスーパーでも魚は買えます。でも種類が少ない!!
サーモンとタイ、エビ(ボイル)が置いてある程度。時々タコやマグロも見かけますが、本当に申し訳ない程度にしか売られていません。
魚が食べたくなったら、外食するかイワシの缶詰でしのいでいましたが、なんと、日本人の方が経営されているお魚の宅配サービスを見つけました!
SAKANAYA JAMESさんです。
SAKANAYA JAMES
イワシの開きや、煮つけにできそうなアジ、ヒラメなどもあり、メニューを見ているだけでわくわくします。
朝10時までに注文すると当日配達して頂けます。
配達料も1注文50ペソ(500ペソ以上の注文で無料)と良心的で、お刺身用柵もそのまま食べられるように切ってもらえたり、サービスも充実しています!!
私は配達料無料につられてついついたくさん注文してしまいました。
現在は宅配のみ、エリアはメキシコシティの一部ですが、4月2日、3日はケレタロで出張販売されるそうです!!
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3860279474060638&id=104096913012265
#Quédateencasa
【カラーテレビ】
日本では、オリンピック聖火リレーが始まり、オリンピックへの準備が進められているようです。前回の1964年東京オリンピックの際は、開会式、閉会式、一部の競技がカラーで放映され、カラーテレビ普及の契機になったと言われています。実は、カラーテレビを世界に最初に紹介したと言われている技術者はメキシコ人なんです。Guillermo González Camarena氏は、カラー画像の送受信を可能とするテレビ機器用クロモスコープアダプターを発明し、1942年に米国で特許を取得したそうです。彼の誕生日である2月17日はメキシコでは発明の日とされています。#Quédateencasa
【東京五輪男子サッカー】
東京オリンピック男子サッカーの北中米カリブ海地区代表を決定する予選トーナメントが先週より行われ、メキシコとホンジュラスの出場が決定しました。メキシコは3大会連続の出場です。メキシコU-24の活躍に期待しています。
#Quédateencasa
【セマナサンタ】
先週末のメキシコはセマナサンタと呼ばれるキリスト教の復活祭を祝う休暇でした。祝日として定められているわけではありませんが、学校は2週間ほどの休みとなり、企業も、復活祭直前の聖木曜日と聖金曜日を休業日にするところが多いです。メキシコシティ郊外のイスタパラパで行われる受難劇は、毎年多くの観客が訪れるそうです。今年はライブ配信が行われたとのことでした。学校も企業も休みということで、この連休にバカンスを楽しむメキシコ人も多く、昨日の新聞には人で賑わう空港や公園の写真を多く見かけました。#Quédateencasa
【夏時間の良いところ】
今週からメキシコは夏時間になりました。日本との時差は14時間です。たった1時間の違いですが、なんとなくまだ体がついていっていません。標準時間から夏時間に変わると、日の出の時間が遅くなり、「また暗い中、目が覚めるのか~」と残念な気持ちになってしまいます。でも、涼しい時間帯から動き始めるので、朝がとっても気持ちいいことに気づきました。夜の明るい時間も増えるので、少し得した気分です。時間が変わることは抵抗を感じてしまいますが、夏時間のいいところはちゃんとありました。#Quédateencasa
【オリンピックユニフォーム】
先週、オリンピックメキシコ代表のユニフォーム案が公表されました。候補は3つ。1.太陽の石:アステカ時代のモチーフが黒地にゴールドでプリントされており、神秘と権威を表現しているとのことです。2.オアハカの手工芸:カラフルな大ぶりの花の刺繍は伝統と来なメキシコ刺繍です。3.チャロスーツ:マリアッチが着用する衣装のチャロスーツを模したユニフォームで、繊細な透かし彫りの刺繍などが施されています。どれも素敵ですが、アステカ時代のモチーフを使用したユニフォームが気に入り、投票してしまいました。でも一番人気はOaxaqueñoのようです。22日まで投票できるようですので、まだ結果は分かりませんね。こちらのウェブサイトから投票できます。http://www.com.org.mx/votacion/
#Quédateencasa
【IKEA】
先週、メキシコシティに家具量販店のIKEAがオープンしました。メキシコで家具を買うと結構いいお値段です…なので、IKEAに期待しています。オンラインストアを覗くと、お手頃価格の家具もありました!!現在、実店舗での買い物には、事前予約が必要とのこと。しかも1予約30分の時間しかないため、事前に買い物リストを作成するように案内が出されています。実際に足を運ぶのは、まだまだ先になりそうです。#Quédateencasa
【歯医者】
先日、メキシコで歯医者へ行ってきました。食事中に歯が欠けてしまい、大丈夫そうだけど虫歯が心配で歯医者へ行くことを決心。日本語が通じる歯医者さんもありますが、近場でさっさと済ませたかったので、ローカルの歯医者に行くことにしました。オンラインで予約を試みるも、どのメニューを選んでいいか分からず、チャットで相談しながら、予約と支払いを済ませました。あとは、予約した店舗に予約時間に行くだけ。意外とお手軽です。メキシコの歯医者には歯科衛生士の方がおらず、すべて歯医者さん一人で行うと聞いていたのですが、まさにその通り。問診から始まり、歯の診察、クリーニング、次回の見積もりまで、すべて歯医者さん1人が行いました。結果は問題なし。丁寧に説明してもらい、クリーニングも行ってもらいました。歯医者は保険が使えいないことが多く、私も全額負担でしたが、診察料はとても安く感じました。メキシコの歯医者は、手ごろなのか、歯科医療ツーリズムのプランを提供している歯医者もあります。歯医者はメキシコで行っておいて損はないなと感じました。#Quédateencasa
【雨季が始まりました】
今年も雨期が始まりました。5月に入ったとたん、待っていたかのように、連日、雨が降ります。日本と違って、一日中雨が降ることはなく、毎日決まった時間にまとまった雨が降るのが通例です。メキシコシティの場合、丁度、終業時間頃から雨が降るので、少し残念な気分になりますが、じめじめしないので、苦になりません。雨が降ると、空気もひんやり涼しくなるので嫌いではないです。#Quédateencasa
【予約サービス】
以前から、できたらいいなと希望していたイミグレーションオフィスの予約サービス。なんと、メキシコシティのイミグレーションオフィス(INM)で、予約サービスが開始されました。コロナ禍では整理券が導入され、手続のたびに早朝から並んでこの整理券を入手していたのですが、これで、早起きの必要がなくなりました。予約サービスを利用するためには、まず、メールアドレスとパスワードでアカウントを作成します。 ⇒https://citas.inm.gob.mx/foreign/login
予め作成していた申請用紙の番号を用意します。登録したメールアドレスとパスワードでログインし、申請用紙の番号やパスポート番号などを入力。手続情報を確定すると、訪問日と時間を選びます。予約が完了すると、メールアドレスにQRコードが届きますので、これをプリントアウトしたものと手続書類をもって、予約日時にオフィスに行くだけ。予約がある旨を係の人に伝えると、手続きを行う窓口の前まで案内してもらえます。建物内でも、待つ必要がありませんでした。少しづつですが、行政手続きの環境が良くなり、嬉しいです。#Quédateencasa
【リーガMX】
サッカーはメキシコでも人気のスポーツです。リーガMXと呼ばれる国内プロサッカーのリーグがあり、1シーズンは開幕ステージ(8月-12月)、閉幕ステージ(翌年1月-5月)の2ステージ制です。加盟チームは18チーム。総当たり戦を行い、上位8チームによる決勝トーナメントで優勝が決まります。決勝トーナメントはホーム&アウェイ方式です。先週末は、閉幕ステージの決勝戦でした。メキシコシティ―をホームタウンとするクルス・アスールが優勝し、街は大賑わい。夜の11時前ごろから、花火に歓声、車のクラクションとメキシコで最も重要とされる独立記念日よりも賑わっていました。#Quédateencasa
【万博】
先週、日本政府からメキシコが大阪関西万博2025へ参加を表明したことが発表されました。また、メキシコ政府は、延期となっていたドバイ2020への参加も表明しています。ドバイ2020では、投資、貿易、観光などの広報に力を入れ、メキシコへの投資を呼び込むだけでなく、メキシコからの輸出拡大も図りたいとの意気込みです。2020年のデータに基づくと、アラブ首長国連邦は、メキシコの第47番目、中東諸国では2番目に大きな貿易相手国であり、昨年の貿易額は705.1 百万ドル (輸出額380.8 百万ドル、輸入額324.4百万ドル)だったそうです。
【トルタ】
メキシコと聞くとタコスをイメージする方も多いかと思います。確かに、タコスはメキシコを代表する軽食で、朝、昼、晩とどの時間帯でも食べられます。タコスと同じくらいポピュラーな軽食が「トルタ(Torta)」です。ボリージョやテレラなどのパンに具を挟んだサンドイッチで、種類も豊富で、食事を手軽に済ませたいときにお勧めです。典型的な具は、卵やハム、ミラネサ(メキシコのカツレツ)、チョリソー、アボガド、トマト、チレ、チーズなどです。トルタ屋のほか、タコス屋や大衆食堂などで食べられます。
【アレブリヘ】
メキシコの民芸品に『アレブリヘ』という人形があります。これは、空想の生き物を形どった張り子細工の人形です。カラフルで細かい模様が描かれるのが特徴的で、数メートルもある大きなモニュメントから手のひらに乗る小さいものまで様々な大きさがあります。模様は手描きであることが多く、同じものは又とないと言われており、メキシコのお土産としても人気があります。このアレブリヘの起源は諸説あるようですが、ペドロ・リナレス・ロペスという職人が、自身が夢に見た架空の生き物を張り子で作りはじめたのが起源とも言われています。6月29日は彼の誕生日。Googleが提供するDoodleの本日のテーマはペドロ・リナレス・ロペス生誕115周年でした。
https://www.google.com/doodles/pedro-linares-lopezs-115th-birthday?fbclid=IwAR0762FTCLsf1ZmxWDx5oLMKSCiIkt7S6rTPXQMx46P5Ax0MvRadcs6kmps
【ゲラゲッツァ祭】
メキシコの都市の中でも観光地として人気のあるオアハカ。コロニアル調の街並みに可愛い雑貨や民芸品のお店がたくさんあります。また、自然も満喫できるも魅力です。そんなオアハカでは7月にゲラゲッツァ祭という、メキシコでも最大級のお祭りが行われます。これはオアハカ周辺の先住民族の伝統衣装を身にまとった踊り子たちが集まり、各民族特有の伝統舞踊を披露する祭で、毎年メキシコ各地から多くの観光客が訪れていたそうです。今年はオンラインで開催されています。街並みなどの雰囲気は楽しめませんが、伝統舞踊を間近で楽しめそうです。https://fb.watch/v/GmUAH9GY/
【松茸】
メキシコでも松茸が採れるそうです。あまりスーパーに出回ることがないそうで、全く知りませんでした。早速調べてみると、ミチョアカン州やオアハカ州で採れるとのこと。白トリュフの類似品とも呼ばれているそうです。また、日本にも輸出されていて、味や香りが日本産に近いとの事でした。
【ウミガメ】
メキシコの海岸には多くのウミガメが産卵に訪れます。産卵が行われる海岸では、ボランティアによる卵の保護や子ガメの放流などが行われています。先日、オアハカの海岸で、子ガメの放流を体験してきました。私が訪ねたビーチは、ウミガメ保護区として一般の立ち入りが禁止されている地区で、産卵期には、毎月下弦の月から新月に移る5日間程度、ウミガメが砂浜に上がってくるそうです。多い時には7㎞ほどもウミガメで埋め尽くされるそうです。ウミガメの産卵には立ち会えませんでしたが、孵化した子ガメを放流しました。子ガメを砂浜に降ろすと、一目散に海に向かって歩いていきます。この子たちが、無事に成長しまたこの砂浜に帰ってくることを祈っています。
【ケーブルバス】
メキシコシティの公共交通機関の一つにCablebúsと呼ばれるロープウェイがあります。今月、その2号線が開通しました。メキシコシティ東部のイスタパラパ地区を走る2号線は全長10.55kmで、これまで移動に1時間15分かかっていた距離を36分で移動できるようになったそうです。なんと、これは都市交通機関としての世界最長のロープウェイとしてギネス世界記録に認定されたそうです。乗車賃は一律7ペソ。全部で7つの駅があります。https://fb.watch/7ETMT-bpoV/
【フリーダ・カーロ】
メキシコを代表する画家、フリーダ・カーロ。彼女は世界で最も著名なメキシコ人ではないかと思います。彼女の生家や夫であったディエゴ・リベラと過ごした家が博物館として公開されています。彼女がどのように作品を生み出したか伺うことができます。これら博物館があるコヨアカンやサンアンヘルは、メキシコシティ南部の中心地。コロニアル調の街並みが素敵で、散策にもお勧めです。メキシコを代表する画家、フリーダ・カーロ。彼女は世界で最も著名なメキシコ人ではないかと思います。彼女の生家や夫であったディエゴ・リベラと過ごした家が博物館として公開されています。彼女がどのように作品を生み出したか伺うことができます。これら博物館があるコヨアカンやサンアンヘルは、メキシコシティ南部の中心地。コロニアル調の街並みが素敵で、散策にもお勧めです。
【青空市場】
メキシコでは、週末や決まった曜日に街角に現れるTianguisと呼ばれる市場があります。野菜や果物、お肉、生活雑貨に衣料品、履物、化粧品やおもちゃなど様々な種類のお店が並び、市民の生活を支えています。私はスーパーを利用することが多かったのですが、このTianguisだと、日用品が充実していることと、食べごろの果物が手に入るので、最近はこのTianguisによく足を運んでいます。オーガニックの調味料やグルテンフリーのお菓子を売るお店もあり、眺めるだけでも楽しめます。「こんなの欲しいけどどこに行ったら買えるかな?」と迷ったときは、まずは、近くのTianguisに行ってみると、目当ての物が見つかるかもしれません。
【アメリカ大陸発見の日】
先日10月12日はアメリカ大陸発見の日でした。メキシコでは祝日ではありませんが、祭日としてお祝いする場合もあるようです。1492年10月12日に、コロンブスが、現在のバハマ・サンサルバドル島(グアナハニ島)に上陸しました。これを記念して、アメリカ合衆国や中南米の多くの国は、この日を公休日や祝祭日と定めています。呼び名も様々。アメリカは「コロンブス・デー」、メキシコ、アルゼンチンは「民族の日(Día de la Raza)」、チリは「2つの世界の出会い(Encuerto de Dos Mundos)」ベネズエラは「先住民抵抗の日(Día de la Resistencía Indigena)」など。
【ポサダ】
多くのメキシコ人にとって、クリスマスは一年の中でも最大のイベントです。12月に入ると、街中はクリスマスモード。そして12月16日から24日までのクリスマス前の期間を「ポサダ」と言い、クリスマス前のパーティーシーズンに入ります。これは、マリアとヨセフがキリスト誕生前に、宿を探し、歩き回った習慣を再現したお祝いで、近所や友人・知人宅をろうそくを以て訪ね、家の前で歌を歌うそうです。昨晩、深夜に外から歌声が聞こえてきました。最近、外が騒がしいなと感じていたのですが、きっとこの「ポサダ」だったんですね。私は、深夜0時~1時頃に歌声を聞いたのですが、夜10時頃が一般的だそうです。
【プエブロ・マヒコ】
メキシコにはプエブロ・マヒコ(Pueblo Mágico、魅惑の街)と呼ばれる名所があります。これは、メキシコの伝統や歴史に触れられるようなシンボルや伝説などがある街を差し、国内外から多くの観光客が訪れます。観光省(Secretaría de Turismo)によると、現在、132のプエブロ・マヒコがあるそうです。2020年以降、観光業は下火になりましたが、観光省の1月25日付公表によると、2022年最初の連休となる今週末(2月4日から7日)の全国の平均ホテル利用率が約50%になるそうです。都市部では、メリダ、メキシコシティ、モンテレイ、グアダラハラなどが、ビーチエリアはヌエボ・バジャルタ、カンクン、リベラ・マヤ、ロス・カボス、アカプルコなどが人気があるようです。写真を見るだけでも、素敵な様子が分かります。機会がありましたら、是非プエブロ・マヒコを訪ねてみてください。(私の目標は、これらすべてに足を運ぶことです。)
https://www.gob.mx/sectur/articulos/pueblos-magicos-206528
【COVID-19検査】
先日、発熱し、喉や節々も痛く、単なる疲れだろうと思ったのですが、念のためCOVID-19の検査を受けることにしました。PCR検査、抗原検査とありますが、今回は、抗原検査を受けました。病院のほか、薬局に併設されているラボ、その他、COVID-19検査専用に設置された施設などでも検査ができます。予約が不要なところが多いのですが、ごく稀に予約必須とするところもあります。今回は、薬局に併設されているラボで検査を受けてきました。時間短縮のため、ウェブで予約し、料金を支払います。(私が受けた検査は299ペソでした。)予約時にパスポート番号を入力する欄を発見。海外渡航用にも対応しているようです。予約時間少し前に薬局に行き、レジでチケットを貰います。ラボに行き、係の人にチケットと身分証を渡すと、検査開始。検体をとった後に、氏名や誕生日等の確認を行い、暫く待つと検査結果が出ました。結果は「陰性」。結果は、プリントアウトした用紙のほか、メールでも届きます。記載内容を見ると英語とスペイン語の表記もありました。このほか、自宅に検体を採取しに来て、結果をメールで通知するサービスもあります。空港には、予約なしで検査できるブースがたくさん並んでいて、抗原検査の場合、15分~30分程度で結果がもらえるそうです。
【FONART】
メキシコには伝統的な手工芸品が多くあります。織物や刺繍、焼き物、植物を編んだかご類、ペーパークラフトなど、多岐にわたります。これらは総じて「Artesanía(アルテサニア)」と呼ばれています。Artesaníaは手作業で作られる文化的またはコミュニティのアイデンティティとなるような製品を指します。このような手工芸品の発展と、職人の支援を担う政府機関としてFONART(Fondo Nacional para el Fomento de las Artesanías)があります。メキシコシティ内に3つのショップがあり、メキシコ各地の手工芸品が販売されています。レフォルマ通りにある店舗に立ち寄ったところ、すごく素敵な陶器類に織物などたくさん目にすることができました。伝統的な織物や刺繍を使ったマスクも販売されていました。国土の広いメキシコ。一か所で様々な手工芸品に触れられるFONARTのショップはお勧めです。
FONART Galería Reforma
Av. Paseo de la Reforma 116, Juárez, Cuauhtémoc, 06500 Ciudad de México, CDMX
月~金 10:00-19:00
土・日 10:00-17:00
*営業時間は予告なく変更される場合があります。
https://www.gob.mx/fonart?tab=home
【新空港オープン】
メキシコシティの新しい空港、フェリペアンヘレス(Felipe Ángeles:AIFA)空港が、昨日21日にオープンしました。実際の所在地はメキシコ州。オープン前から『どうやって空港に行くか』が話題になっていました。公共交通機関を乗り継いで行けないこともないようですが、国際線利用時など、荷物をたくさん持って行くのは大変です。メキシコシティ内からは、およそ1時間半とのことですが、乗り継ぎ時間などを考慮するともう少し時間がかかると思います。その他、タクシーなど自動車による移動ですが、ベニートフアレス空港からだと、約1時間30分、セントロ(歴史地区)からは1時間40分、渋滞を考慮すると2時間~2時間半見ておきたい距離です。現在のところ、航空会社4社、合計国内線が6線、国際線が1線のみ就航しています。
【世界知的財産の日】
先日、4月26日は世界知的財産の日でした。今年のテーマは「IP and Youth:よりよい未来のためのイノベーション」。メキシコでも、この世界知的財産の日に因んで、産業財産庁(Instituto Mexicano de la Propiedad Industrial)は、優れた発明等を表彰するイベントを行いました。“Premio IMPI a la innovación mexicana”と題して、特許、実用新案、意匠、そして特別枠のクリエイティブな若者のカテゴリーが設けられ、表彰がなされました。
【リュウゼツラン(竜舌蘭)】
メキシコと聞くとテキーラを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。このテキーラの原料となるのが、リュウゼツランです。アガベと呼ばれれたり、メキシコではマゲイとも呼ばれています。リュウゼツランは、滅多に花を咲かせない植物だそうで、花が咲くまで数十年かかるそうです。そんなリュウゼツランの花が、川崎市中原区、武蔵小杉駅近くで開花したと報道されていました。近くにお住まいの方が羨ましい。
【入国手続き電子化】
2022年4月29日に移民法の改正が公布され、翌30日に施行されました。今回の改正は、出入国の管理において、技術的ツールを用いることができるとしたものです。これにより、メキシコシティ、カンクン、ロスカボスの空港で、機械による入国手続きが可能となりました。査証を必要としない訪問者やメキシコ人の入国の際に利用できるとのことです。入国審査の混雑が解消されることを期待します。
【中南米の出産休暇】
メキシコでは、5月10日は母の日です。新聞等では子をもつ女性などに関する記事が目立ちます。その中でも、中南米の出産休暇をまとめた記事に興味をひかれました。ILO母性保護条約(第183号条約)では、現金や医療給付を受けられる母性休暇(出産休暇)は最低14週とすることが決められています。メキシコでは、現在、この出産休暇は、最低12週と定められています。エル・エコノミスタ紙ウェブ版によると、ベネズエラではなんと26週の休暇が認められるとのことです。チリは18週、ブラジルは17週、エルサルバドルは16週との事でした。メキシコでも、出産休暇を延長する立案があったそうですが、凍結されているとのことでした。
参考:El Economistahttps://www.eleconomista.com.mx/.../Licencias-de...
【弁護士の日】
本日7月12日は、メキシコでは弁護士の日です。1960年より、この日を「弁護士の日」としてお祝いしているそうです。これは、1553年の今日、メキシコで初めて法律の講義が行われたことに由来するそうです。因みに、弁護士はスペイン語で「アボガド」と言います。日本人だと、果実の「アボカド」を連想するような発音です。果実の「アボカド」はスペイン語では「アグアカテ(Aguacate)」と言いますので、ご注意ください。
【動物園】
先日、メキシコシティのオアシス、チャプルテペック公園内にある動物園に行ってきました。この動物園、誰でも無料で入ることができます。無料の動物園なので、それほど期待していませんでしたが、思った以上に広くてたくさんの動物を見ることができました。なかでも、パンダは大人気。実は、この動物園には先月までShuan Shuan とXin Xinの2匹のジャイアントパンダがいましたが、残念なことに、7月6日にShuan Shuanが亡くなったとのことでした。Shuan Shuanは6月15日に35歳の誕生日をお祝いしたばかりで、とても残念です。Xin Xinも、現在32歳。人間に例えると100歳以上の年齢になるとのことです。長生きしてほしいですね。
【Cow Parade 2022開催中】
世界的著名なパブリックアート展Cow Paradeがメキシコシティの目抜き通りPaseo de Reformaで開催中です。レフォルマ通りの両サイドには様々な牛が展示されています。この牛たちは、最後にオークションにかけられ、その収益は非営利団体に寄付されるそうです。広さも長さもあるレフォルマ通り。一度にすべての牛を見るのは大変ですが、何処にいるか探しながら歩くのも、楽しく感じました。会期は8月28日までとなっています。https://www.cowparade.mx/
【イラプアト】
先日、グアナファト州イラプアト市に行ってきました。世界危険な都市ランキングではここ数年上位にランクインしている街ですが、日本企業も多く、お住まいの日本人の方も多い街です。今回3回目の訪問でしたが、日本企業は郊外に多く、これまで街の中心部(Centro)に行く機会がなかったので、今回初めてCentroを歩いてみました。こじんまりとしていますが、カテドラルや教会、公園と整備されていてとても綺麗でした。また、イチゴの産地でも有名なイラプアト。公園にはイチゴをモチーフとしたパブリックアートも展示されていました。そして、Irapuatoの「o」がイチゴの形。これがすごく可愛くて、思わずバスの写真を撮ってしまいました。
【始まりましたメキシコ-日本アートデイズ】
メキシコシティのCentro Nacional de las Artesにおいて、8月20日から10月2日まで、「Jornadas de Arte México-Japón」というイベントが開催されています。演劇や音楽の公演、映画の上映、また、第一回イベロアメリカ・日本国際芸術研究シンポジウムなどが予定されています。無料のイベントもありますよ。
https://www.cenart.gob.mx/.../jornadas-de-arte-mexico.../...
【初めてのすき焼き】
昨日、所内のクリスマス食事会を開催しました。何を食べるかいつも悩むのですが、日本食文化の体験を兼ねて、すき焼きにしました。メキシコ人メンバーは初体験です。カセットコンロを見るのも初めてだし、テーブルの上で調理をするのも初めて。興味津々でした。留めは生卵。「生の卵につけて食べると美味しいよ」と話すと、「えっ」と驚いていましたが、好奇心旺盛なメンバーですので、全員で生卵を注文。メキシコ人メンバーも、「そのまま食べた時と味が全然違って、美味しい」と喜んでくれました。味はもちろん、「すき焼き」自体を楽しめました。
【3年ぶり】
先週金曜日、6日は三賢者の日。Rosca de Reyesと呼ばれるパンを皆で食べます。今年は、メンバー全員がオフィス出勤したので、3年ぶりにオフィスでこれを食べました!パンには小さい人形が入っていて、これを引当てた人は今年一年幸福が訪れると言われています。小さいサイズのロスカなのに2つも人形が入っていて、私も見事引き当てました!!